読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

のんびりYOGA と Natural life in Hamburg

日独での看護師免許、助産師&保健師。ハンブルグにてヨガも教えています。月1の日本人ママのための赤ちゃんサークル運営中。ベジタリアンでナチュラルな生活と医療情報をお届け中です。

のんびりヨガ×ハンブルグ

老人性しみの予防法~医療と自然派化粧品の立場から~

美容のことオーガニック化粧品のこと

しみの改善と予防法について~確実に効果のあるしみ予防について考える~
しみには種類があり、医療的にしか対処できないものも多いのが事実。

f:id:yogaflower:20150110083110j:plain
f:id:yogaflower:20150110083047j:plain



美容クリニックでの経験はシミのメカニズムとその対処法、原因除去になるものなど非常に多くの症例を経験し、試してきました・・・

しかし一方でスキンケアも医療的に処方できるものばかりに頼りすぎでいたため、ドイツに来てまさかの化粧品難民に陥ってしまい、ケアを見直すきっかけとなりました。

そこで今回はしみ予防を、本当に効果のある方法で行う方法をまとめてみました。





<シミができるまで>

シミの発生メカニズムはご存知のとおりメラニンが関係しています。有害な紫外線を皮膚の奥(真皮)に届かないようにする傘のような役割があり、お肌に炎症があるとその場所に大量に出続けてしまうのです。またホルモンも直接メラニンを多く作らせます。

通常は肌の生まれ変わり(ターンオーバー)によって、メラニンは排泄されていくのですが、過剰に出されたメラニンはどうしても残ってしまいます。

一度出来てしまったシミを消すことは非常に困難です。間違ったケアでさらに悪化させてしまうケースも多く見てきました。

加齢と紫外線だけでなく、石油系化粧品を長期使用することで肌への刺激となっているもの、ニキビ跡、摩擦による刺激、ホルモンの乱れやストレスが原因になっていることもあります。




~しみ予防に重要なポイント~

① シミの原因を避ける

(1)紫外線予防
   
オーガニックの日焼け止めで、こまめに塗り直すことが大切です。SFPの高い日焼け度目を1日に1度使用するよりも、塗り直し法のほうがはるかに効果は高いです。
   

(2)化粧品の見直し
 
石油系化粧品の使用はあまりお勧めしません。カバー力は高いのですが、洗顔がきちんと出来ていない場合も多くみられました。

口唇やアイライナーによるしみは色素沈着が起こるのはよく知られています。

長年タールを含む化粧品を使用していれば当然のことですが、これらを取るのは、医療的にも非常に労力を必要とします。予防するのが一番です!

これを機会にご使用の化粧品を見直すきっかけとなれば幸いです。

自然派化粧品でも肌に合わなければすぐに中止をする必要があります。肌に刺激を与えないことが大切です。


(3)睡眠とホルモンバランス、ストレス軽減

ハーブを取り入れたリラックス法をお勧めします。日本ではハーブの薬効は認められていないのですが、ドイツでは歴史的にも古くから常用されて身近にあるものです。しかし、薬のように即効性には欠けるので、気長に続けてみる必要があります。
代表的なものはラベンダー。鎮静効果とリラックス効果があります。お茶やアロマオイル、入浴やスチームの使用も効果的。

f:id:yogaflower:20150110082015j:plain

日本はとくに便利すぎる、溢れすぎているような気がします、

ドイツ語には「gemutlich」という言葉があり、のんびりできる、安心できる、お気に入りな、居心地の良いといった意味

でドイツの人はとてもこれを大切にしています。もっと自分のgemutlichにこだわりたいものです。






②メラニンをやっつける~しみが皮膚の下に落ち着く前に~

出来てしまったメラニンを攻めるには、やはり医療の力が効果的ですが…。

(1)ハイドロキノン使用への疑問 
 1度出来てしまったメラニンに直接働きかけるのは非常に困難な作業です。医療的には、メラニンに直接働きかけるクリームとして一般的にハイドロキノンという強い漂白効果のある物質を医師の指示のもとで使用することが多いです。

実際に使用してきた結果、非常に効果が高いもののドイツでは発がん性が認められているため使用禁止。

 

(2)ビタミンC誘導体の使用
ご存知のとおり美白効果があることで知られていますが、ビタミンCを顔に塗ってもお肌の奥には残念ながら届きません。

ビタミンC誘導体という、ビタミンCを体内に吸収しやすい形に変化させて初めて肌に吸収されます。魚類の中には体内でこれを合成できる種類があるそうですが、人間にはできません。

クリニックで行われる「イオン導入」にもこのビタミンC誘導体が使用されています。

日本ではインターネットまたは美容皮膚科で購入することができます。ドラッグストアや通常販売では品質管理が難しく販売していません。

ドイツでは化粧品材料として粉末でインターネット販売していたため、化粧水は手作りしています。(日本でも粉末を購入することもできます)手作り化粧水は後日アップしていきます。


③メラニンを追い出す~お肌のターンオーバーを促進~
(1)泡洗顔パックとピーリング

洗顔はスチームと泡洗顔が基本となります。石油系の化粧品を落とすためには刺激の強いクレンジングを使用しなければならないためお勧めしません。

泡洗顔パックは弾力のある泡立て、洗顔後に顔にに乗せたまま1分間放置するというもの。IKKOさんがおすすめしていることでも有名な洗顔法です。ゴシゴシこするなんて厳禁です。


ピーリングは、クリニックではケミカルピーリングが主流ですが、刺激が強く家でのケアには向いていません。自然化粧品を使っては、クレイ(泥)やヨーグルトなどのフルーツ酸を使用して行っていきます。古い角質を取り除くことで、お肌のターンオーバーを促進します。(週1回から2回)


(2)レチノイン酸の使用

レチノイン酸とはビタミンAの一種で脂溶性です。お肌のターンオーバを促進し古い角質を落とす働きがあります。ニキビやしわにも効果があり、使い続けるとお肌がつるっとしていきます。

クリニックでは高濃度のクリームを治療として塗っていきます。

レチノールという類似物質は市販することが可能なため、日本とドイツ両方で店頭でも売られています。市販でしたら高濃度のものをお求めになるのオススメです。


しかしレチノールはレチノイン酸に分解されないと肌には吸収されないことから、20-30倍でレチノイン酸の方が効果が高いといえます。(その分強い作用なので医師の指示のもとでの使用が望ましいとされています)

   



(3)体内から肌代謝を促進する~ビタミンと必要タンパク質の摂取~
適度な運動や睡眠の必要性はもちろん、必要なビタミン類の摂取は不可欠です。

なかでも欠かせないのはビタミンC。通常クリニックでは医師の処方のもと1日3回に分けて小まめに摂取するよう説明します。ビタミンCは常に分解され、大量に摂取しても尿中に排泄されてしまうのです。


   
またビタミンB郡やEも抗酸化作用や代謝促進には欠かせません。Lシステインというアミノ酸なども有名です。

しかし加熱されてしまうと分解されてしまうのがビタミン。

サプリメントには不純物も多くできれば食品から取りたいもの。

グリーンスムージーやハーブの力を取り入れて研究中です。


f:id:yogaflower:20150110082902j:plain


植物の細胞壁を壊し、ビタミンと補酵素を効果的に取り入れることができます。





できてしまってからでは 本当に遅い「しみ」

自然の力を利用して予防をしていくことが重要ですが、うまく組み合わせて上手に活用したいものです。

これから細かい項目にいて更に説明や研究記事をアップしていく予定ですが、基本のしみ予防に関しての枠組みを説明させていただきました。


インターネットや雑誌、化粧品の効果もさまざまうたっているものが多いのですが、正しい情報と正しい知識を身につける必要があります★


化粧品を見直すきっかけとなれば幸いです。