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のんびりYOGA と Natural life in Hamburg

日独での看護師免許、助産師&保健師。ハンブルグにてヨガも教えています。月1の日本人ママのための赤ちゃんサークル運営中。ベジタリアンでナチュラルな生活と医療情報をお届け中です。

のんびりヨガ×ハンブルグ

子宮に溜まる?ガンの原因にも。コスメやハミガキ粉の悪影響と添加物って?

美容のことオーガニック化粧品のこと 健康にいいこと、食べ物のこと

コスメや日用品の経皮毒性について

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経皮毒性とは:皮膚を通して有害物質が体内に吸収されること

アスベストのように吸入することによって肺から直接血管に入るものと、界面活性剤のように皮膚から浸透して毛細血管に移行し、体内へ運ばれるものがあります。

<なぜ経皮毒性が問題なの?>



① 吸収をしても、痛みや刺激がないので気づかない


② 経口吸収(口から食べたとき)は、消化管によって解毒されてから血管に移行する物質も、経皮吸収だと血管に直接入り、全身に作用する。


③ 日用品は毎日使用するので、1回量は微量でも少しずつ体に蓄積され、自然に代謝されにくい


④ 添加物の中には、発がん性や環境ホルモンと疑われているものが多くあるが、国によって規制や基準がさまざま


⑤ 添加物の蓄積量や排泄量などは個人差が多く、影響もさまざまで実態がつかみにくい



○ 昨年ドイツで話題になった制汗剤の「アルミニウム塩類」○


乳がんリスクを増大させる可能性が指摘されています。(医学誌 Journal of Applied Toxicologyより)

アルミニウム塩類は皮膚を通して体内に入り込み、エストロゲンに似た作用を示すことがわかっています。

脇を剃った跡や乳房付近に暴露されるため、吸収率が上がること。単独での影響と喫煙等の他の影響と合わさると危険性が高まることを懸念されていました。


ドイツのデオドラントにこのようにアルミニウムフリーが、表示されています。

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*** <話題となっている添加物>


ラウリル硫酸ナトリウム

シャンプー、ボディーソープ、歯磨き粉に使われる成分。
洗浄効果を高め、発泡剤、界面活性剤として使用される。
アレルギー性皮膚炎、毛髪の発育障害、視力低下、白内障などの原因が疑われる


アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム

台所用洗剤、シャンプー、歯磨き粉に使われる成分。
洗浄効果を高め、発泡剤、界面活性剤として使用される。
アレルギー性皮膚炎、主婦湿疹などの原因になる。


ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)

シャンプー、リンス、ボディーソープに使われる成分。
酸化防止剤として使用される。
アレルギー性皮膚炎、過敏症の原因になり、神経毒性、発がん性も疑われている。


パラベン

シャンプー、リンス、ボディーソープに使われる成分。
殺菌防腐剤、保存料として使用される。
アレルギー性皮膚炎、過敏症の原因になる。


ソルビン酸
歯磨き粉、マウスウォッシュに使われる成分。
殺菌防腐剤として使用される。
アレルギー性皮膚炎、過敏症の原因になり、生体内でカルシウムや鉄と結合することが疑われている。


蛍光増白剤

洗濯用洗剤に使われる成分。発がん性が疑われていて、環境ホルモンとしても問題視されている。


安息香酸塩
シャンプー、リンス、ボディーソープに使われる成分。
殺菌防腐剤として使用される。
アレルギー性皮膚炎、過敏症の原因になる。


タール色素

シャンプー、リンス、ボディーソープ、歯磨き粉、マウスウォッシュに使われる成分。
着色剤として使用される。
アレルギー性皮膚炎、過敏症、黒皮症の原因になり、発がん性も疑われている。




<注意したい日用品>


(1)シャンプーとリンス


頭皮は皮膚の中でも薄く、浸透しやすいといわれているので注意が必要。

成分表をチェックし、界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレル硫酸ナトリウム)を使っていないものチェック。

石油からできている界面活性剤はシャンプーの60-70%を占めていることが多く、洗剤に入っているような強力な洗浄力。
自然界でも分解されず、環境汚染の問題も取り上げられています。地球を汚染するような物質を体に使用することは避けるようにしたいものです。


さらにシリコン剤(ジメチコン、シクロメチコン、シリカ、シリル、シロキ、シラン)が入っていないものがベスト。


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ドイツでは500円前後から、ドラッグストアでオーガニックシャンプーは手に入りお手頃で身近な存在。




(2)歯磨き粉
皮膚というよりも粘膜から吸収されるため、子どもには特に注意が必要です。

甘味料にサッカリンや虫歯予防にフッ素が使われていることも多く、海外では使用禁止されているものばかりです!

日本でもインターネットでオーガニックの歯磨き粉は購入できるようです。

清潔にすれば、化学物質に頼らなくても虫歯予防はできるはずです。




(3)口紅・リップをはじめとする化粧品

ロウやラノリンを基材として合成香料、合成色素、防腐剤、酸化防腐剤などの合成化学物質が配合されています。

発がん性のあるタールを使っている化粧品を使用するのは時代遅れ。敏性皮膚炎がシミに影響することは、医療的にはよくしられていること。

全部いきなり変えるのは難しい…まずはリップから。トライしてみては?


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ドイツの化粧品メーカー。「食べられないものは肌に与えない」
ANNEMARIE BORLIND、日本にも昨年進出し話題に。


そのほか洗剤や、入浴剤、クリームなどなど多くの商品に含まれているのですが、全てに神経質になりすぎることなく、1つずつ取り入れてはいかがでしょうか。

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<国によってさまざまな添加物規制>


ドイツの添加物(すべてはE-nummerとして表示される)は316(zusatzstoffe-online.deより)これには自然香料や抽出液も含まれていますが、加工補助に使われる添加物は含まれていません。


一方日本の食品添加物は約700(指定添加物が400種類、既存添加物が300種類、厚生労働省HPより)

アメリカはこれに近い項目を数えると約800(指定添加物600、加工補助に使われる既存添加物相当分200)明記する対象となる項目数が多いため、報道などでは多く表示されているようです。



規制や枠組みが違うために、一概に比較するのは難しいのが現状です。


<薄めれば毒じゃない?>


厚生労働省では、食品添加物を実際にどの程度摂取しているか、調査しておりサッカリンやステビア抽出物に関しての結果が載っています。

 最近の調査結果では、「実際の摂取量は、健康への悪影響がないとされる「許容一日摂取量」(ADI)を、大きく下回っています」と表示されていました。

1種類ずつの検査では、下回っていても複数の有害物質を同時に摂取した場合は、どうなのでしょうか。

<注意すべき食品添加物>

OPP(オルトフェニルフェノール)

米国から輸入されるカンキツ類の「防カビ剤」。主に輸入レモンやオレンジ、グレープフルーツなどに使われています。遺伝子損傷性、変異原生、ラットで膀胱ガン が発生など危険性が確認されているにもかかわらず使用されています。

BHA(ブチルヒドロキシアニソール)


バターや食用油脂、ガムの「酸化防止剤」。遺伝子損傷性、変異原性、染色体異常、ラットで発ガンが確認。現在では一部を除き禁止されている。

臭素酸カリウム

パンなどの「品質改良剤」。大量にパンを焼く際にきめ細かく、ふんわりと焼くために使用。中枢神経麻痺、眼球破壊、遺伝子損傷性、染色体異常、発ガン性。昭和50年代には追放運動も起こったが、禁止には至らず。

過酸化水素

練り製品やゆでめん、しらすなどの「殺菌、漂白剤」。「漂泊かずのこ」が有名。遺伝子損傷性、染色体異常、・マウスで発ガ ン、ラットで強い急性毒性がある。

亜硝酸ナトリウム

ハム、ソーセージなどの「発色剤」。ハムなどがサーモンピンクをしているのはこの添加物の効果。染色体異常が確認され、アメリカではベビーフードへが使用禁止されている。

タール色素(11種類)

あらゆる食品の「合成着色料」です。「食用赤色104号」「同105号」「同106号」など遺伝子損傷、変異原性、染色体異常、発ガン性などが確認され、現在、8種類は海外では禁止されている。

サッカリン

あらゆる食品の「合成甘味料」です。歯みがき粉やガム、清涼飲料、アイスクリームなどに使用。1973年に発ガン性があるとして禁止されたが、1ヶ月後に再認可。アメリカでは発ガン性物質に指定され、禁止されている。

ソルビン酸

あらゆる食品の「防腐剤」です。主にハムや練り製品、漬物などに使用。発色剤の「亜硫酸Na」と反応して発ガン性物質を形成する。

プロピレングリコール

「品質改良剤」。生めん、ギョウザの皮などに使用。遺伝毒性の報告もあり、ドイツでは使用禁止。各種の用途があり、大量摂取されているもののひとつ。


 上記はいずれも遺伝毒性、発ガン性などの危険性が証明されているのもかかわらず、現在でもわが国で使用されている食品添加物ですのでこれらのものは積極的に避けるのが適切です。(有機農産生活協同組合より)

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この写真は、オーガニックとそうでないものの、果物の表面を比べたもの。右の表面写真はぶどうが生きていることがわかります。

目には見えないけど大切なこと。地球にとって影響のあるものは身体にも、当然影響するのです。


今日も良い一日を★