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のんびりYOGA と Natural life in Hamburg

日独でYoginiナース、助産師&保健師。ハンブルグにてヨガクラス運営中。月1の日本人ママのための赤ちゃんサークル運営中。ベジタリアンでナチュラルな生活と医療情報をお届け中です。

のんびりヨガ×ハンブルグ

ドイツでの妊娠生活☆母子手帳の翻訳⑧妊娠中の入院について&入院体験「妊娠悪阻」

前回から母子手帳の翻訳と助産師による注目ポイントを掲載しています。
■日本とドイツの母子手帳の違いと1ページ目

 

yogaflower.hatenablog.com

 ■2~4ページ(妊娠期の感染症血液検査結果について) 

 

yogaflower.hatenablog.com

  ■5ページ目前半、問診項目とリスク妊娠の管理についてはこちら

yogaflower.hatenablog.com

 ■5ページ後半、妊婦への生活アドバイス

yogaflower.hatenablog.com

■6ページ目前半、妊娠時の所見について 

yogaflower.hatenablog.com

■6ページ後半、出産予定日の算出について

yogaflower.hatenablog.com

■7~8ページ見開き、健診記録の見方

yogaflower.hatenablog.com

 ■9ページ、妊娠中の入院について

妊娠中の入院記録について主に書かれています。

 

●Besonderheiten zu den Katalogen A.und B.

●カタログAおよびBに関する特記事項 (einschließlich veranlasster Maßnahmen)

前ページの病名番号が記載されます。

 

●Stationäre Behandlung während der Schwangerschaft

●妊娠中の入院記録

 かかりつけのクリニック以外で受診をした場合に、こちらに記録が書かれます。

●von/bis

 ●入院期間

●Klinik

●病院名

Diagnose

●診断名●Therapie

●治療法

●Cardiotokographische Befunde (CTG)

●胎児心拍陣痛図

 日本では調べる検査の名前をとって、NST(Non-Stress-Testと呼ばれています。CTGはNSTによって得られる結果記録のことを指しています。

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向かって右側が、子宮の収縮、左側が体位の心拍を記録しています。

一般的には34週前後から行われますが、状況に応じてもう少し早い時期から行われることがあります。

基準心拍数:120~160bpmで、記録線がギザギザしているか(神経の様子)、子宮の収縮とそれに合わせた心拍の様子等を計測しています。

 

●Datum/ Rechn.SSW /Beurteilung

●日付 妊娠週 診断結果

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ドイツでの入院体験

妊娠発覚当時4~5週から続き20週頃まで「吐きつわり」が続きました。

つわりの時期に、3日ほどドイツ人夫の実家に帰省したため食生活が変化し症状は悪化...。

吐き気が強くて眠れず、水の飲めない状態となり尿量が減少していました。

やっとの思いで帰宅したのが土曜日でしたので、日曜日には早々に救急病院の窓口へ行くことに。

 

母子手帳と健康保険証を持参し、窓口に行くとすぐに血圧、体重、尿検査が行われます。ケトン体が出ているためDrより「即入院ね、点滴をして様子をみましょう。」とのこと。

 

☆ケトン体と悪阻

通常、炭水化物(ブドウ糖)を分解しエネルギー源としているのですが、食事が取れない状態が続くと、身体に蓄ええいる脂肪を使ってエネルギーを作ります。脂肪を燃焼した結果、尿から大量にケトン体が排出されます。基準値を超えたケトン体は身体の飢餓状態を表す目安になっています。

ドイツでの入院は

基本的には、日本の病院と大きな変わりはありません。ハンブルグでは2人部屋が多いのですが、3-4人部屋の病院もあります。

個室は、空いていれば希望することもでき、差額ベッド代は発生しないので、悪阻の場合入院をしても1泊20ユーロ程度となります。

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病室内にトイレとシャワー完備され、清潔な室内です。またベッドまわりのカーテンがないので、隣の方と話す機会も多いかもしれません。

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病室は オープンな印象。

病院の食事

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 一般的な夜ごはん。通常温かいものは昼食のみで、メニューから選ぶことができます。

もちろん食欲が無くほとんど食べらませんでしたが、二日間の点滴により回復へ向かいました。

 

食べれない患者さんへの定番

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ドイツで食欲不振の場合に、必ずこれを渡されます。Zwiebackというラスクのようなパンで、ボソボソした食感。

日本の食文化とはだいぶ違います。

ナースや食事の係りの方、Dr、みなから渡されベッド周りがZwiebackだらけとなりました。

 

耐え切れず、夫に白米を水多めで炊くように説明し梅干しと一緒に届けてもらったおかゆを少しずつ食べていました。

 

しっかり管理

入院中は、胎児の様子や心音の確認も細めに行ってもらえるので安心でした。

文化の違いから、多少不便はありますがいざというときには頼れるドイツの病院です。

また普段は、自分が職員として働いているので、入院は貴重な体験となりました。