おいしい離乳食のポイント
本当においしい離乳食は赤ちゃんもよく食べます。また、空腹感や食卓の楽しい雰囲気も重要です。
1、薄味にする
離乳食の開始のころは味付けはなしで、それ以降は大人の3分の1から半分程度の味付けで十分です。野菜や、こんぶ、カツオだしを上手に使い、日本らしい薄味でもおいしい離乳食を作ってあげましょう。
日本から取り寄せて、愛用していますが、ドイツのオーガニックストアでも昆布やだしも購入することができます。
2、色合いが良い献立は栄養バランスも良い
離乳食を開始して1カ月ほどたったら、炭水化物(つぶしがゆ)、タンパク質(白身魚、豆腐、乳製品など)、ビタミン・ミネラルなど(野菜、果物、芋)などを組み合わせましょう。
新鮮なお肉屋魚はフレッシュマーケットで購入できます。売り子の方に魚を下ろしてもらったり、うろこの処理などもお願いすることができました。鶏肉の場合にはささみ等部分別に購入できます。
3、新鮮な素材や旬の食材を使用する
ドイツではオーガニックの食材が手に入りやすいので、なるべくオーガニックのものをお勧めします。新鮮なものは素材の味で十分おいしいだけでなく、季節感も取り入れることができます。
demeterはオーガニックの認証の中では1番信頼度が高いとされています。
4、安全で安心な離乳食をあげる
はちみつは、ボツリヌス中毒の恐れがあるので1歳までは使用を控えます。清潔な調理器や容器はもちろんのことですが、持ち運びの際には市販品を活用するなど安全に配慮します。
食品表示は必ず確認。Eナンバーを確認すると化学調味料であるとすぐにわかります。
その他の心配事&ポイント
食物アレルギー
消化管が未発達の赤ちゃんは、タンパク質を消化しきれず、分子の大きいまま吸収してしまうことで、身体の免疫機構がそれを異物と判断し、アレルギー反応を起こすことがあります。乳児発祥の場合には90パーセントが自然かん解すると言われています。(厚生労働省資料より)
アレルギーを起こしやすい食材、日本の厚生労働省HPより
法令で規定する特定原材料:以下の5品目とした。
①卵、②乳又は乳製品、③小麦 :食物アレルギーの症例数が多いことから
④そば、⑤ピーナッツ :食物アレルギーの症状が重篤なため
これらの食品に関しては微量混入・添加物のレベルでも表示義務あり。
表示を奨励する特定原材料:以下の19品目とした。
あわび、イカ、いくら、エビ、オレンジ、カニ、キウイフルーツ、牛肉、クルミ、さけ、
さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、リンゴ、ゼラチン
食物アレルギーへの注意点
離乳の段階に沿ってあげること、加熱してからあげること、1度に大量にはあげないこと。
初めての食材を上げるときには、午前中機嫌の良いとき、あげてからの赤ちゃんの様子(湿疹や機嫌など)を観察しましょう。また2回目にあげるときにも注意が必要です。
アナフィラキシーショック等、いざというときの対応も頭にいれておきましょう。
ドイツの救急車は112、英語でも十分通じます。
動画でも十分学ぶことができますし、いざというときのシュミレーションはとても大切です。
体重増加と食事量
食事の1回量で、一喜一憂せずに体重増加で判断します。離乳期の栄養の主体はミルクまたは母乳ですので、あまり神経質になりすぎず、元気に食べているか、食べのものに興味を示すかなどをチェックしていきましょう。
便秘と水分補給
離乳食を始めるとほとんどの赤ちゃんが経験する便秘。便秘の際にはまずは、水分を補います。マグ、ストロー、マジックカップの使用。また食事の際にスープやだしを飲ませる工夫も大切です。
★のの字マッサージ、自転車こぎマッサージ、
★綿棒浣腸、赤ちゃん用の浣腸の使用時期
★便秘解消の食事(食事時間、食物繊維の多いかぼちゃやさつまいも、プルーン、りんごとなしなどのペクチンの摂取、市販のものも活用して上手に対処しましょう)
離乳食の時期は大変
はじめは何かと気を遣う離乳食。週数が進んでくるとだんだん慣れては来ますが非常に面倒。持ち物も増えます、市販のものも活用し楽しく進められたら良いなと思いました。
明日はヨガ
明日木曜日はヨガの予定!
日頃の育児の疲れもヨガでリラックスできるような、楽しいレッスンになりますように。
お問い合わせはyogaflower26@gmail.comまでお願いします。
お問い合わせは