のんびりYOGA と Natural life in Hamburg

日独でYoginiナース、助産師&保健師。ハンブルグにてヨガクラス運営中。月1の日本人ママのための赤ちゃんサークル運営中。ベジタリアンでナチュラルな生活と医療情報をお届け中です。

のんびりヨガ×ハンブルグ

本日は子どもカフェ、開催してきました♡ ドイツでの離乳食の始め方 2019年度資料

子どもカフェ開催してきました

ハンブルクにて子育てを応援する子どもカフェ。本日は2カ月ぶりに子どもカフェを開催してきました。

13人のベビーに囲まれ大賑わいとなりました。ハンブルクに住む日本人ベビー、どうやら2018年生まれはかなり多いようです。

 14時からは同じ会場で、「みんなで遊ぼう」という少し大きなキッズ達をメインにした遊びサークルを同日に開催していることもあり大賑わい。

https://www.instagram.com/p/BtJ62X5HQ4R/

ベビーフォトのほか、歌遊びや離乳食の説明をしました。

 

実際に試食をしてみるなど実践的な内容にしたつもりですが、二人の子連れのためバタバタに…皆さんに助けてもらいなんとか乗り切ることができました。

 

歌遊びもいろいろ

ねんねの赤ちゃんと遊ぶのは、少しコツがいりますが覚えてしまえば楽しいもの。

今日は何曲か曲を使いながらやってみました。

 

●クリームを塗ったりする際にも使えるのはこちら

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●大きくなっても好きなのはこちら

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●ぞうきんのうたはママがくせになってしまいそう?!

www.youtube.com

 

本日説明した資料は下記に添付していますので、海外で離乳食を参加される方の参考となると良いなと思っています。

次回の開催は2月の最終日曜日を予定しています。

テーマは「産後のカラダをもとにもどすには」と 「赤ちゃん足型のひな祭り工作&歌遊び」です。ご参加ご希望の方は akachan.cafe.hamburg@gmail.com にご連絡をお願い致します。

 

ドイツでの離乳食の始め方

https://www.instagram.com/p/BQ3waVfBgKs/

離乳食とは?

母乳だけで足りない栄養を補給するのが離乳食です。

 

1、噛む、飲み込むの練習…吸てつ反射から唾液と合わせ喉に送るという動きに移行。

 

2、栄養の補給…生後6カ月までは母乳が完全栄養食。9カ月以降は、母乳の鉄分では足りなくなるため補給が必要です。

 

3、味覚の形成…甘味、うまみ、塩見、苦み、酸味などは生まれながら備わっています。「おいしさ」を識別するようになるためには、多くの素材の味を体験し味覚を発達させなくてはなりません。

 

4、食習慣の伝承…家族そろって食卓を楽しむ、食事の時間、食習慣自体を伝承する貴重な機会。日本人らしく和食を取り入れ生涯の健康な食生活を見直してみましょう。

 

5、自立と食べる力…はじめは食べさせてもらっていた赤ちゃんですが、成長とともに手を動かします。離乳食用のお皿や便利グッツ、エプロンなどを活用し赤ちゃんが自分で食べたいという意欲を大切に。

 

【離乳食を楽しく食べるための10か条】

 

  1. 発達に合わせて進めましょう
  2. 赤ちゃんのペースに合わせて進めましょう
  3. 素材を少しずつ増やしていきましょう
  4. 家族そろって食べましょう
  5. 食事中はテレビを消しましょう
  6. お菓子や嗜好品類は控えましょう
  7. たくさん遊ばせましょう
  8. 夜更かしは控えましょう
  9. 食べたら歯磨きしましょう
  10. まわりでの喫煙は控えましょう

 

離乳食開始時期 便利グッツ 

ポイントはシンプルな作りと使いやすさ

先輩ママの使っているものを聞くのもお勧めです。

  • ベビービヨンのソフトスタイ ●リッチェルの離乳食スタートセット(日本)
  • NUK マジックマグ ●製氷皿や小分けのパック ●魔法瓶付きのお弁当入れ

 

https://www.instagram.com/p/BQgDvQdjkPQ/

4つの時期分かれる離乳食の進め方

 

★離乳食は遅いほう、早いほうが安全?…離乳食開始時期とアレルギー発祥の関連について

 

これまで、食物アレルギーがあると考えられる場合には、食事の制限が行われていました。ドイツでの離乳食開始時期は日本よりもやや早くから始まります。下記の研究結果や、平均出生体重による違いからこれらの開始時期推奨の差があると考えられます。

(2008年オランダの研究結果) 

生後4ヶ月目 そして7ヶ月目になってから離乳食を開始したあかちゃんを比べたときに遅かった子供のほうがアトピー性皮膚炎、喘息、食物アレルギーのすべてにおいて明らかにリスクが高くなったという研究結果があります。


①【生後4から6か月:開始】

赤ちゃんの機嫌の良いとき、午前中、スプーン1杯から始めていきます。

目的は、食べ物の舌触り、味に慣れること、飲み込むことです。量は気にしなくてOK

☆欲しがらないようなら期間を空けることも必要です。初めての食材は2~3日続けてあげてみましょう。

https://www.instagram.com/p/BP2q_62DfiZ/

★離乳食を始めるタイミングは?★

  • 首がすわり支えてあげると座ることができる
    ●大人の食事に興味を持つ
    ●食べ物を見てよだれが出る
    ●食べ物を見せると口をあける
    ●授乳時間が決まってくる

 

★初めの食材は(・・? ドイツと日本の違い★

日本では重湯、ドイツではニンジンまたはカボチャ

日本では昔からお米がはじめの食材ですが、ドイツでは文化の違いと消化管への負担を考慮し野菜から始めることが推奨されています。

またニンジンは、ビタミンAなどが豊富で定番の離乳食食材。ドイツでは消化を助けるためにオイルを垂らしてあげます。

 

★離乳食に垂らすオイルって?

Rapsöl…高温処理が行われている菜種油を垂らします。オリーブオイルなどの低温処理の    油は離乳食には適していません。市販のものでも可。離乳食用には脳や神経発達に    欠かせないオメガ3が入ったものもあります。

★最近の流行、フィンガーフード BLW Baby led Weaning

2012年のイギリスの研究により、「赤ちゃん主導の離乳食」は、すりつぶしたものではなく、食材を見て自ら、手でつかんで食事を進めたほうが、肥満予防や健康的な食生活が身につくという結果が報告されています。

 

欧米では新しい研究結果だが、日本では割と昔から行われていること、日本の離乳食は形を調整して調理されているので、あくまでも日本流をお勧めしています。(2017年のユニセフの調査では栄養に関し日本が世界1であるという調査も出ています。)

 

②【生後7,8か月】

離乳食は1日2回に、食事のリズムを作っていきます。徐々に素材の種類を増やしていき、下でつぶせる硬さのもをの準備します。ミルクは1日3回、母乳はほしがるままに与えます。

☆味付けは基本的には素材の味を楽しむようにしましょう。果物は嗜好品扱いです。

牛乳やジュースは水分ではなく、食事としてカウントしてください。

 

③【生後9~11か月】

食事リズムをを大切にして、1日3回食に進めます。歯茎でつぶせる程度の硬さ。ミルクは食事の後に1日二回程度。赤ちゃんが自分で食べたいそぶりを見せたら、スプーンを持たせる、つまみ食いできるものを用意するなど、食卓を楽しむ工夫をしましょう。

 

☆貧血予防!

生後9か月を過ぎたころから、生後に持っていた鉄貯蔵量が減少するため鉄分の接種が必要になってきます。赤身の肉や魚以外にも豆腐やオートミール(Hafer)ひえ などもお勧めです。

 

④【1歳から1歳半】

離乳の完了とは、形がある食べ物を噛み切り、歯茎や奥歯でつぶすことができ、エネルギーや栄養の大部分を、母乳またはミルク以外の食べ物でとれるようになった状態です。

まだ十分に噛むことができないので、「かみかみしてね」等の声掛けも必要。3回の食事と2回の間食を目安とします。母乳やミルクを無理に辞める必要はなく、生活リズムを整え手づかみ食べから始めて自分で食べる楽しさを大切にしましょう。

 

頑張りすぎない離乳食、楽しんでできる範囲で

  • ほかの子と比べない 個人差が大きいものです。
  • 食べむらがあるのは当たり前 練習期間!
  • 市販のものも活用して 
  • その日の食卓のおすそ分け 食生活を伝える
  • 便秘とアレルギーに注意
  • ドイツ流 合理的離乳食も有り?!

 

https://www.instagram.com/p/BWQhYj3BLSC/


おいしい離乳食のポイント

本当においしい離乳食は赤ちゃんもよく食べます。

また、空腹感や食卓の楽しい雰囲気も重要です。

 

1、薄味にする

離乳食の開始のころは味付けはなしで、それ以降は大人の3分の1から半分程度の味付けで十分です。野菜や、こんぶ、カツオだしを上手に使い、日本らしい薄味でもおいしい離乳食を作ってあげましょう。

 

2、色合いが良い献立は栄養バランスも良い

離乳食を開始して1カ月ほどたったら、炭水化物(つぶしがゆ)、タンパク質(白身魚、豆腐、乳製品など)、ビタミン・ミネラルなど(野菜、果物、芋)などを組み合わせましょう。

野菜:穀物:タンパク質:油の割合は、3:2:1:0.3が理想的と言われています。

 

3、新鮮な素材や旬の食材を使用する

ドイツではオーガニックの食材が手に入りやすいので、なるべくオーガニックのものをお勧めします。新鮮なものは素材の味で十分おいしいだけでなく、季節感も取り入れることができます。

(認証マークdemeterはオーガニックの認証の中では1番信頼度が高いとされています。)

 

4、安全で安心な離乳食をあげる

はちみつは、ボツリヌス中毒の恐れがあるので1歳までは使用を控えます。清潔な調理器や容器はもちろんのことですが、持ち運びの際には市販品を活用するなど安全に配慮します。

また、トマトやブドウなどはそのまま与えず、四つ切にしましょう。







その他の心配事&ポイント

 

  • 食物アレルギー

消化管が未発達の赤ちゃんは、タンパク質を消化しきれず、分子の大きいまま吸収してしまうことで、身体の免疫機構がそれを異物と判断し、アレルギー反応を起こすことがあります。乳児発祥の場合には90パーセントが自然かん解すると言われています。

(厚生労働省資料より)

 

アレルギーを起こしやすい食材

法令で規定する特定原材料:以下の5品目とした。
①卵、②乳又は乳製品、③小麦 :食物アレルギーの症例数が多いことから
④そば、⑤ピーナッツ :食物アレルギーの症状が重篤なため
これらの食品に関しては微量混入・添加物のレベルでも表示義務あり。
表示を奨励する特定原材料:以下の19品目とした。
あわび、イカ、いくら、エビ、オレンジ、カニ、キウイフルーツ、牛肉、クルミ、さけ、
さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、リンゴ、ゼラチン

 

食物アレルギーへの注意点

離乳の段階に沿ってあげること、加熱してからあげること、1度に大量にはあげないこと。

初めての食材を上げるときには、午前中機嫌の良いとき、あげてからの赤ちゃんの様子(湿疹や機嫌など)を観察しましょう。また2回目にあげるときにも注意が必要です。

アナフィラキシーショック等、いざというときの対応も頭にいれておきましょう。

両親や兄弟にアレルギーのある場合

  • かかりつけ小児科医に相談する ●母乳やHA(低アレルギーミルク)を合わせて使う
  • 自己判断で除去食にはせず、リスクのない赤ちゃんと同様に開始すること(経口免疫寛容)

 

食物アレルギーの症状

痒み、不機嫌や夜泣き、口の周りが赤くなる、耳や目の周りの湿疹やただれ、脂漏性湿疹が強くなる、おむつかぶれや肛門の周りが赤くなる、咳、鼻水、嘔吐、便の変化、アナフィラキシーショック

 

  • 体重増加と食事量

食事の1回量で、一喜一憂せずに体重増加で判断します。離乳期の栄養の主体はミルクまたは母乳ですので、あまり神経質になりすぎず、元気に食べているか、食べのものに興味を示すかなどをチェックしていきましょう。

 

  • 便秘と水分補給

離乳食を始めるとほとんどの赤ちゃんが経験する便秘。便秘の際にはまずは、水分を補います。マグ、ストロー、マジックカップの使用。また食事の際にスープやだしを飲ませる工夫も大切です。

★のの字マッサージ、自転車こぎマッサージ、綿棒浣腸、赤ちゃん用の浣腸の使用時期





食材の目安

食材の開始時期は食文化の影響を受けているためあくまでも目安です。

 

1回食(5~6か月)

 

かぼちゃ、にんじん、かぶ、きゃべつ、こまつな、だいこん、たまねぎ、白ニンジン

とまと、白菜、ブロッコリー、さつまいも、じゃがいも、きなこ、みかん、りんご

ばなな、なし、スイカ、コルラビ、ひえ、オートミール、ライ麦、スペルト小麦、

 

2回食(7~8か月)

 

カリフラワー、きゅうり、さやえんどう、なす、葱、パプリカ、マカロニ、しょうゆ、

さとう、塩、そうめん、うどん、メロン、フェンネル、フレッシュチーズ

 

3回食(9~11か月)

 

もやし、れんこん、しいたけ、麦茶、とうもろこし、酢、大豆

 

完了食(12~18か月)

 

油揚げ、ナッツ類、キウイ、パイナップル、カレー粉、こしょう、ソース




お勧めHP

独立行政法人 環境改善保全機構HP https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/allergy/recipe/babyfood/goal.html